子供のような好奇心を持つ手乗り鳥たちにとって、「100%安全なもの」というのはまずありません。
どんな物でもオモチャにしてしまう彼らは、どんな遊び方も開発してしまいます。 予想通りの遊びをする子もいれば、思いがけない事をする子もいます。
まさに人間の子供と一緒。
100%完璧な安全なんて言い切れません。
安全性は「どう使うか」によって変化するのですから。
100%に近づけるためには、できる限り安心で安全な物を選び、
さらに常に気を配って見守る「飼い主の目」が必要なのです。
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では私達はどのようにしたら良いのでしょう?
まずは鳥さん専用でサイズの合ったおもちゃを選びましょう。 おもちゃの注意書きにひとつずつ目を通し、 そのおもちゃが自分の鳥さんの動きや性格に合うかどうかを、 飼い主さんの目線で確認しましょう。
基本的に、まず、鳥さんの体のサイズに合ったものを選びます。 活発だからといって大きすぎる物を与えると、 パーツの隙間などに足などを突っ込んでしまう事があり危険です。 また小さすぎるものはあっという間に噛み砕いてしまい、 その破片を飲んでしまう恐れもあります。
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次はそれぞれのおもちゃの素材を見てみましょう。
「木」と言っても、材質で用途が異なります。
齧って壊して遊ばせたい、クチバシの手入れにしたいのであれば、
硬いマンザニータという木のおもちゃでは意味がありません。
この木は硬すぎて、齧って壊すなど中々できません。
あまりにすぐ齧ってしまって勿体無いのであれば、
このマンザニータの木かプラスチックのおもちゃがいいですね。
ただしこれは硬くて噛み心地が物足りないので、
退屈しない、飽きさせない面白さがあるものが良いと思います。
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カラフルでたくさんのヒモやベルがついていて、 見ているだけで楽しいおもちゃもいいですね。 ただ、そのおもちゃはどんな目的で与えますか?
ケージ内でのお留守番だったら、できる限り楽しいほうがイイです! それは飼い主としては当然ですね。 ですが、ただ破壊して終わりだったら・・・
与えて破壊するまで何時間持つか、というだけのおもちゃになります。 おもちゃは「退屈しのぎ」に与えるものであり、 「一人遊び」をさせるものであり「考える」もので無ければなりません。
同じ「壊す」であっても「さてどこからどうやって壊そうか」、 ただ齧るものであっても「こっちから齧るとまた楽しい」、
そして「ここをこうすれば、別の遊びになる!」と考えさせるもの。 「ただ与えていれば良い」のではないのです。 与えた後に鳥がどう使うか、どう遊ぶかが重要なのです。
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さあ、おもちゃ選びの視点が分かりましたか?
ではおもちゃの素材それぞれを見てみましょう。
材質を知ることで、おもちゃ選びに役立ちますよ。
ぴろりふぁ〜むのおもちゃへのこだわり、ぜひ知っていただきたい。
品質、長持ち、そして楽しさを。
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