コンゴウインコの仲間
この仲間は大きいもので1m、小さいもので30cmと大きさにかなりの差があるものの、外見的特徴は、どの種類も強健なくちばし、長い尾、長い翼をそなえている。
細く締まった体と長い翼は距離のある飛翔ができるが、ケージ内では器用に長い尾に気を使いながら足を使って歩く。強健なくちばしは大きいので鋭利な刃物のように恐れがちだが、むしろ万力のような噛む力が強く、クルミなどは簡単に割り出せる。この力でケージの針金を破損させる事は容易い。何せ「金剛インコ」なのだから。

途中、「亜種」や「基亜種」という表記が出てきます。
簡単に説明しますと、「亜種」はその種類の中で地域や生活にあった適応や変貌をして、
元々の種類とは分類学的に異なる点が明らかになっているもの」を差し、
その種の元として考えられるもの(いわゆるその亜種の元)を基亜種と呼び分けます
この図鑑では主にペットとして見られる種類を記すものですが、
中にはあまり知られていない鳥や、輸入や繁殖の限られた珍しい種類もいます。
そのような種類も載せましたが決してペットに向いているかどうかを記すものではありません。
鳥の種類の多様性を感じてみて下さい。

和名:  コンゴウインコ
漢字:  金剛インコ
英名:  Scarlet Macaw
学名:  Ara macao
ワシントン条約一類種
最近になって亜種が認められたが和名はなし(A.m.cyanpterus)。亜種以外にも個体差や地域差として翼の黄色部分の大小あり。雌雄差ではない。赤色はクリアで朱色がかった赤。やや神経質といわれる。これは特に繁殖に現れるようで、産卵数もそう多くは無いのに孵らない卵(無精卵)も割合多いのが値段が下がらない理由かもしれない。ベニコンゴウとの雑種も品種として確立しつつあるが、日本でなかなか見られないのは片親であるこの種がワシントン条約Ⅰ類であるため、輸入の際の書類がややこしいから。確かに飼育側でも書類でしっかりやらないと、中にはほとんど本種に似る子もいるから密輸なんていわれかねない。
全長 90cm
40cm
平均体重 1000~1200g前後
雌雄差 外見差特になし
卵径 47.0 x 33.9ミリ
産卵数 1~2個
抱卵日数 25~27日前後
巣立ち 90日~100日程
和名:  ベニコンゴウインコ
漢字:  紅金剛インコ
英名:  Green-winged Macaw
学名:  Ara Chloroptera
少しくすんだ重味のある赤色。後首まで緑羽がでるものもあるが雌雄差ではなく個体差である。ルリコンゴウ、コンゴウインコ、ミドリコンゴウ等との雑種も知られる。一羽飼いなら無駄鳴きは少ないように思うのだが個体差や育つ環境にもよる。ルリコンゴウに比べて物真似を発表する機会が少ない。同じ10個の単語を覚えていても、発声するよりジェスチャーで訴えかける事が多い。それ故、無駄鳴きも少なく感じるのかもしれない。アメリカでは「ジャンボ」と呼び分けられるベニコンゴウがいる。これは亜種などではなく、体の大きいものを系統繁殖しているもので、1400gは普通にあるらしい。
全長 90cm
41.5cm
平均体重 1000~1400g前後
若鳥 成鳥より虹彩が暗色
卵径 50.0 x 35.4ミリ
産卵数 2~3個
抱卵日数 26~28日前後
巣立ち およそ90日
和名:  ルリコンゴウインコ
漢字:  瑠璃金剛インコ
英名:  Blue & Gold Macaw
学名:  Ara ararauna
やや不明瞭ながら物真似も出来て存在感があり、たまにワンマンになりがちだが性質もペット向きなので人気がある。物真似をアピールしたいらしく、たまに退屈だとベラベラしゃべる時も。成鳥の虹彩はクリーム色の地色の上に透き通ったグレーがのり、黒目との境が明瞭。このグレーの澄んだ虹彩が美しいと私は思う。ベニコンゴウとの雑種はハルクインという品種名で日本でも流通している。雑種ゆえに個体によって微妙に体色が異なる。元々ベニコンゴウよりは小さいのだが、最近は累代繁殖の影響か、やや小ぶりのものが目立つ。だが一人餌に切り替わった時点で700gほどのルリが、3歳時でようやく1kg近くなった例も見ている。たいてい5~7才で成熟というので、3歳までは緩やかながら成長があるのだろう。もちろん手乗りとして育てていると成熟はやや早い傾向あり。体の大きい系統をゴライアスと呼び分けて販売しているものもある。
全長 90cm弱
38.5cm
平均体重 900~1280g前後
若鳥 成鳥より虹彩が暗色
雌雄差 明確な差はないが、たいてい雌は雄より頭が小さい。
産卵数 1~3個。たいてい2個
抱卵日数 26~28日前後
巣立ち およそ90日
和名:  ヒワコンゴウインコ
漢字:  鶸金剛インコ
英名:  Buffons Macaw
学名:  Ara ambigua ambigua
ワシントン条約一類種
亜種としてエクアドルヒワコンゴウ(A.a.guayaquilensis)があり、やや小型で尾の裏と風切羽が緑色に富む点が異なる・・・・と文献に出ていたが、最近の研究ではこの亜種とされるものはミドリコンゴウとの雑種ではないかとも推測されている。野生下でも生息地の激減などによって、このような交雑は起こりうる。興奮時や繁殖期は顔の裸出部分の赤味がますます赤味を帯びる。緑色は光沢のある黄緑色で、ミドリコンゴウの緑色とは異なる。若草色?抹茶系?なんとも言えない色だ。
全長 85cm弱
40.5cm
平均体重 1300g前後
卵径 55.0~46.0ミリ
若鳥 虹彩茶色。成鳥は黄色
産卵数 1~3個
抱卵日数 26~28日前後
巣立ち 12週
和名:  ミドリコンゴウインコ
漢字:  緑金剛インコ
英名:  Military Macaw
学名:   Ara militaris militaris
ワシントン条約一類種
亜種としてボリビアミドリコンゴウ(A.m.boliviana)、メキシコミドリコンゴウ(A.m.mexicana)がある。愛らしいコンゴウだが、たまにうるさい。他のコンゴウに比べると緑ばかりで鮮やかさに欠けるが、内面は劣らぬ魅力を持つという。新しい環境に入るとはじめはシャイだが、すぐに世話する人を認識するようになる。非常に齧るのが大好きなので、必ず専用の齧り木を用意するべきとある。もちろんコンゴウの齧り木だから、「小枝」とかじゃなくて「丸太」レベルなんだろうなぁ。アメリカでは上記のヒワコンゴウとの雑種をこのミドリコンゴウとして売られていることもあるという。この種の緑は濃く深い緑色である。
全長 65cm弱
36cm
平均体重 900g前後
巣箱 50 x 50 x 80 cm
卵径 46.4 x 32.8ミリ
産卵数 2~3個
抱卵日数 26~28日前後
巣立ち 12週
和名:  アオキコンゴウインコ
漢字:  青黄金剛インコ
英名:  Blue-throated Macaw
学名:  Ara glucogularis
ワシントン条約一類種
亜種はなし。昔この種はルリコンゴウの亜種という説があった。確かにそう見ようと思えば見えなくは無いかも・・・。ルリコンゴウに似ているが、額に緑色は無く、顔の縁取りの羽毛までブルーである。成鳥は興奮すると赤ら顔になるので、さらにまた独特の顔つきとなる。この10年で、この種も個体数が増えてきたのだろう、写真で紹介されることも多くなった。繁殖も順調にされているようだし、アメリカでは手乗りとして売られる事も多くなった。昔は絵でみるだけだったのに。背中や体のブルーの発色もルリコンゴウとはやや異なる。学名は現在、Ara glaucogularisとなっていて、数年前までの学名A.Canindeは英名として鳥飼育家たちの通称名になっている。
全長 85cm弱
36.2cm
平均体重 750g前後
若鳥 成鳥より虹彩が暗色
卵径 45.0 x 35.0ミリ
産卵数 1~3個。平均2個
抱卵日数 26~28日前後
巣立ち 90日程
和名:  アカミミコンゴウインコ
漢字:  赤耳金剛インコ
英名:  Red-fronted Macaw
学名:  Ara rubrogenys
ワシントン条約一類種
亜種はなし。この種の他にもミイロコンゴウなどのカラフルなコンゴウがあったが、絶滅してしまったのは主に人間がペットとして乱獲した結果であった。見た目はちょっとメキシコインコ的な印象。大きさも中型の、コンゴウとしては中途半端な大きさ。非常に騒がしくてうるさい種類と説明されている。水浴びはあまり好まず、齧り木として生木を与えると良いという。顔の裸部が狭く、独特の顔つきに見える種。90年頃には手乗り用としてアメリカのペットショップに出ていたようだが、それでも多くはなかった。日本ではまだまだ希少種。いつも見れるかどうかは不明。
全長 60cm弱
30.5cm
平均体重 525~550g前後
若鳥 翼裏の赤を欠く
雌雄差 -
産卵数 3~4個
抱卵日数 26~28日で孵化
巣立ち 12週
和名:  ヒメコンゴウインコ
漢字:  姫金剛インコ
英名:  Severe Macaw
学名:  Ara severa severa
Chestnut-fronted Macawとも言う。コンゴウそのままの性質で小型で扱いやすいが、色が他と比べて地味に落ち着いているためか、名を知られていない面もある。翼と尾の裏側は赤色が目立つ。小型ゆえにコンゴウとして扱いやすいが声はやはり金切り声である。若干の物真似をする。誰にでも人なつこいという個体よりも、ワンマンになりやすい傾向が目立つ。内気でシャイだが、思っているほど神経質ではない。シャイだからといって、神経質に育ててはいけないのである。明るさに欠けるが温厚な面を生かしたい。一度慣れれば、より忠実でけなげな性質が見られる。それが本当に忠実で忠実で、待っててと言ったらずーっと待っているようなタイプである。
全長 50cm
23.5cm
平均体重 300~390g前後
若鳥 虹彩鈍色、成鳥オレンジ
卵径 38.4 x 30.4ミリ
産卵数 2~3個
抱卵日数 25日ほどで孵化
巣立ち 約60日ほど
和名:  スミレコンゴウインコ
漢字:  菫金剛インコ
英名:  Hyacinyh Macaw
学名:   Anodorhynchus hyacinthinus
ワシントン条約一類種
美しい羽色と優しい瞳に憧れが集まる種類。見た目は可愛くても、やはりコンゴウ最大種、破壊力と騒音はかなりの覚悟がいる。ちなみにベニコンゴウなどの声に慣れている私でもこの鳥の本気鳴きは怪獣みたいで「これは飼えん」と思った。屋外禽舎飼いで突然の夕立ちに歓喜の声を上げていたのだが、たぶんそこら地域一帯には聞こえているのだろう。ルリコンゴウなどとの雑種例がある。コンゴウの中でも特に脂肪の割合を多く配合し、サプリとしてビタミンDとビタミンB群を多く必要とする。動物性たんぱく質として、調理済みの肉や乾燥エビ、骨などを与えているブリーダーもある。90日で巣立つとあるが、独り立ちまでは出来る限り長く4ヶ月くらいまでかけると良いと聞いた。野生では一度の産卵でたいてい一羽しか育たない。
全長 100cm
42cm
平均体重 1200~1450g程
若鳥 アイリングの黄色がやや薄い
卵径 53.0 x 40.0ミリ
産卵数 1~2個
抱卵日数 26~28日前後
巣立ち 約90日程
和名:  コスミレコンゴウインコ
漢字:  小菫金剛インコ
英名:  Lear's Macaw
学名:  Anodorhychus leari
ワシントン条約一類種
スミレコンゴウに似てやや小さく色がやや灰色がかる。「スミレコンゴウの古い写真」みたいな色彩。写真でしかみたことないけれど活発そうには見えないのは何故?若干口元の黄色い皮膚部分の形状(面積?)も異なるので顔つきが違う。商取引のための罠や狩猟により数を減らし、野生では現在200未満しかいないとも言われる。さらにこの数により今後、近親交配などの影響も心配されている。
全長 75cm弱
35cm
平均体重 940g前後
若鳥 目の周りと嘴の色が薄い
卵径 57.0 x 38.4ミリ
産卵数 2個
抱卵日数 26~28日前後
巣立ち 差し餌なら90日
和名:  アオコンゴウインコ
漢字:  青金剛インコ
英名:  Spix's Macaw
学名:  Cyanopsitta spixii
ワシントン条約一類種
馴れやすく騒がず物真似もするとあるが、絶滅の危機に瀕しており、飼鳥からの野生復帰が期待される。今、野生にはオスが一羽しかいない。各国の動物園には繁殖の成功したアオコンゴウがおり、繁殖されたメスを野生に放すなどの計画が進んでいる。とある文献によると、まだ野生の鳥が一羽きりになる以前に捕獲されたもののうち、数羽はフィリピンの愛好家が買い占めたという話が載っていた。貴重な鳥ゆえに趣味だけでなく繁殖に挑戦されている事を願いたい。現在はアメリカでも飼育下での繁殖が順調に進んでいる。
全長 55cm弱
28cm
平均体重 360g前後
若鳥 成鳥の虹彩は黄色いが幼鳥は茶色。
卵径 41.3 x 30.6ミリ
産卵数 2~3個
抱卵日数 26日前後
巣立ち 60日前後
和名:  アカハラヒメコンゴウインコ
漢字:  赤腹姫金剛インコ
英名:  Red-bellied Macaw
学名:  Orthopsitta manilata
別名:ズクロヒメコンゴウ。どことなく陰気なイメージの色合い・・・なんていうと申し訳ないが、色に似合うかのようにコンゴウの割にとてもシャイである。完全べた慣れ個体は見たことがないのでわからないが、やや神経質で臆病な印象を受けた。目は優しい印象、首が長い(^^;)目の周りの裸出部分は、「黄疸?」というイメージ。見かけてもシャイな面が出て、怖がってのけぞっている姿しか印象が無い。画像の子もビビリで、怖がってしまうため、横顔がとれず・・・。常に真正面でした。顔の皮膚の色は照明加減でも撮影技術でもなく、この鳥の色。この何ともいえない渋い緑もいい。昔は荒鳥しか入荷しなかったが最近は少しばかり手乗りも見られる。シャイと独特の食性による繁殖の難しさがあったために他種のコンゴウより市場に出るのが遅かった。
全長 50cm
25cm
平均体重 290~300g前後
若鳥 くちばしが黒くなく灰色がかる
雌雄差 -
産卵数 3~5個
抱卵日数 25日程
巣立ち 11週
和名:  ヤマヒメコンゴウインコ
漢字:  山姫金剛インコ
英名:  Blue-headed Macaw
学名:  prophrrhura couloni
ワシントン条約一類種
灰青色の頭と緑の体というと地味に思えるがなかなか味わい深い。生息地が奥地故に個体数も少なく繁殖の難しい種。野生の生態も食性も殆どわかっていない種だが、飼育下では人によく慣れると言われる。水浴びは好んでたくさんする種類では無い。そういえば、2004年のCITES会議でこの種が一類候補にあげられた。その時からすっかり一類のつもりでいた私。その後に一類となる。この種は他のコンゴウのように群れでいることはあまりなく、たいていはペアかトリオで過ごす。
全長 43cm
22.5cm
平均体重 -
若鳥 虹彩が鈍色
巣箱 22 x 40 x 30 cm
産卵数 3~4個
抱卵日数 約26日前後
巣立ち 12週
和名:  キエリヒメコンゴウインコ
漢字:  黄襟姫金剛インコ
英名:  Yellow-collared Macaw
学名:  prophrrhura auricollis
明るく、物怖じやイジケが少ない性格だが、怒られても懲りない性格とも思う(^^;)鳴き声はヒメコンゴウよりも金属的な音が少なくメキシコインコに似ている。若干の物真似を覚えるが不明瞭でややこもった声色である。普段はのどかな性格だが、繁殖期になると飼育者にも怒りっぽくなる・・・とあるけど、そりゃそうだよね、卵守らなきゃ。性格的には、他のコンゴウに比べて、よりメキシコインコに近い印象が強かったが、これは見た目だけではなく明るく陽気な性格もそう感じさせたのかもしれない。アメリカのサイトなどや日本の本を見ると、「性質がやや暗い」とか書かれているが、そんな事は無いと思う。コンゴウとしてはそうかもしれないけれど、手乗りとしてみれば扱いやすいと思う。個体差や育ち方の違いもあるのかも。
全長 40cm
22cm
平均体重 250g前後
若鳥 虹彩の赤みが鈍い
雌雄差 特に目立つ差なし。メスはオスよりたいてい小さい。
産卵数 3~4個
抱卵日数 約26日前後
巣立ち 12週
和名:  アカビタイヒメコンゴウインコ
漢字:  赤額姫金剛インコ
英名:  Illiger's Macaw
学名:  Prophrrhura maracana
ワシントン条約一類種
最近は写真で紹介される事も多くなり、派手さはないけれど品のある美しさが見られるようになった。とはいえ、まだまだ希少種。実際目で見るのはなかなか・・・。カナリー島のローロパークでは本種の色変種、シナモンもいる。写真で見たけれど、透明感がある渋めの緑でまた不思議な感じ。非常にシャイなので、繁殖も難しいとある。卵を産んでも壊れたりヒビが入ったりしてダメになってしまうケースが多いらしい。つまりシャイゆえに親がちょっとした刺激で巣箱内で慌てたり暴れたりしてダメにしてしまうケースが多いようだ。キエリヒメコンゴウよりも少しおとなしい印象を受けたが、サイズ的には対して変わらず、顔つきもよく似ている。若い鳥では腹部の赤い色の範囲が狭いか無い。
全長 44cm
22cm
平均体重 265g前後
若鳥 赤い部分が薄く小さい
雌雄差 -
産卵数 2~3個
抱卵日数 28日ほど
巣立ち 約50日ほど
和名:    コミドリコンゴウインコ
漢字:  小緑金剛インコ
英名:  Noble Macaw
学名:  Diopsitta nobilis nobilis
コンゴウインコ類最小種。小さいながら、やはりコンゴウ。顔には薄っすらとクマドリ模様の毛が生えている。上嘴は黒~灰色まで個体差あり。幼いうちはチュウコミドリのような角色(象牙色)であり、区別しにくい。外見がメキシコインコによく似た印象を受けるが知能的な遊びをし、大きなコンゴウの能力をそのまま小さくした印象を受ける。甘え方、しぐさ、表情などはコンゴウそのもの。繁殖には屋外禽舎よりむしろ室内のほうが効率が良いとある。英名は学名からNobleと呼ばれる他に、Red-shouldered Macawとも呼ばれ、翼角から見える翼裏の目立つ赤色を意味する。ややシャイで神経質な点があると書かれるが、これは「コンゴウ」と思うとそうかもしれないが、同大のインコでは普通に思える範囲内だと思う。
全長 30cm
17cm
平均体重 120~170g前後
若鳥 額の青み少なく翼の赤を欠く。角色の嘴。
卵径 32.8 x 26.9ミリ
産卵数 4~6個
抱卵日数 25日前後
巣立ち 60日程
亜種 和名:  チュウコミドリコンゴウ
漢字:  中小緑金剛インコ
英名:  Harn's Macaw
学名:  Diopsitta nobilis camanensis
コミドリコンゴウの亜種。昔の学名はHahn'sだったので、今でもHahn's Macawと言う英名が普通に使われている。コミドリコンゴウの翼(163~177mm)に対して173~190 mm と大型翼。上嘴がはっきりと角色(象牙色)なのでコミドリとは識別しやすいが、ヒナや若鳥ではコミドリも角色であり、またこの種も若鳥では角色がはっきりしない<灰色交じり>なので、区別にくい。このほか、体がもう2センチほど大きく翼も 181~200 mmのハネナガコミドリコンゴウという亜種もいる。これは、チュウコミドリに色味はほぼ同じで大きさが異なる。
全長 33cm
18cm
平均体重 120~170g前後
若鳥 -
卵径 32.8 x 26.9ミリ
産卵数 4~6個
抱卵日数 25日前後
巣立ち 60日程


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